会話力のある人がもてる


知り合いの彫刻家の息子さんが、IT関係の大手の会社をやめてしまいました。
理由は勤め先の人間関係がいやになったそうだです。

狭いチームのオフィスで、交わされる会話がまるでなかったのです。
隣のデスクの人と話すのもメール、向いの人と話すのもメール、こんな不気味な世界に疲れ果てたのです。

同じような話を大学の先生からも聞きました。
大学の研究室で、生徒が質問してこないそうです。個の世界に入り込みすぎて、自分ですべて解決しようとする傾向があるらしいのです。
だからチームで動くプロジェクトの進行がうまくいかないと言っていました。
どうやら携帯が普及してからこの傾向が強くなってきたみたいです。 確かに、コミュニケーションに対して内向な傾向はあると思います。
ただ、本質的には人とつながっていたいという気持ちに変わりはないように思います。

お見合いパーティーなどのイベントで男性から人気のある女性は、看護士や医学療法士です。 日ごろお年寄りからお子さんまで、あらゆる人と接しているので会話力がつくのでしょう。
話を優しくにこやかに聞いてくれるので、男性は自分に気があるのかなと錯覚してしまうようです。

男性の場合は営業マンとか学校の先生とかが女性から人気が高いようです。
こちらも多くの人と毎日接しているコミュニケーションのプロ、女性との会話をうまくリードしていくようです。

あるパーティーで見事にマッチングした男性は、フリータイムで女性と二人きりになった時、 彼女に「今日のパーティーで気になる人はいましたか」とたずねました。
彼女がなんと答えようかと考えていると、男性は「僕はとても気に入った人がいました。 それは目の前にいるあなたです」と彼女を見つめながら言ったそうです。

そして、別れ際には「僕はあなたの名前を書きました。ぜひ僕ともう一度会ってください」と、とどめをさしました。 相手の気持ちをゆさぶる最大の要素はやはり会話力です。