不器用な男たち


もう一度あって決めて

dog

2件続けて会員女性から相談があった。
この相談が二つとも同じ内容だった。
男性が初めてのお見合いから、いきなり自分の弱点である転勤とか、お金のことなど、 不利な条件をいきなり彼女たちに突きつけてきたそうだ。

意外にこういう男性は多い。
確かに正直でいいのだが、これは頭にバカが付くと私は思う。
車を買いに来たお客に対して、「この車はいくらです」と、いきなり切り出すようなものだ。

できる営業マンは、お客がその車に乗った時の快適さと楽しさを伝えるだろう。
そして、欲しいとお客が思った時に、現実である値段やローンなどの支払い方法についてつめていくはずだ。
欲しいとお客が思わなければ買わないからだ。ゴクゴク当たり前のことだ。

交際経験が少ない人が、相談所に来られる場合が多い。
結婚に対してサポートが必要だから入会してくれているのだから、それはごく自然なことである。
彼らは誠実でいい人が多い。
ただ、経験値が少ないので、いきなりそんな直球を相手に投げてしまい、気持ちを萎えさせてしまうのだ。

彼女たち二人に私は、
「もう一度会って決めてほしい。彼らはバカがつくほど誠実な男たちだから、悪い奴ではありません。
あなたが今、思っていることを素直にぶつけてみて欲しい。
それで、彼がどういう科学反応を起こすか冷静に見てください。
思いもよらぬときめくような解答が返ってくるやもしれません。
しかし、貴方が心を開いて誠実に話した内容に、ピントのずれた内容で返ってきたら、そこで終わりにしてください」と、アドバイスした。

この方が、すっきりと別れられると思うのでお試しあれ。

何故なら、ただピントこないではなく、どのピントがずれていたのかがはっきりわかるからだ。

ただし、女性もしっかり自分のピントはぶれないようにしてから、お相手に臨まねばならない……。

うまくいくと深い味わいの会話ができると思う。